在香港日本国総領事館、日本査証申請センター開設へ=需要拡大受けサービス向上図る

在香港日本国総領事館は12月1日、同月9日から香港島・北角に「日本査証申請センター」を開設することを明らかにした。

近年、訪日旅行への関心が高まる中、訪日査証(ビザ)申請件数は急増しており、同館(管轄エリア:香港及びマカオ)における査証発給数は2013年には1万3609件、2014年には1万6959件(前年比24.6%増)、2015年には2万4345件(同45.6%)と大幅な増加が続いているとのこと。

また、今年10月には日本・香港ワーキングホリディ制度の年間査証発給枠が従来の250名から1500名に大幅拡大しており、留学を希望する者も増えている状況にあるという。

同館では、このような状況を踏まえ、査証申請者に対するサービス向上のため、VFS社の運営による「日本査証申請センター」を設置し、査証申請受付及び交付を同センターにて行うことにしたとしている。

なお、どうセンターの開設に伴い、香港島・中環にある在香港日本国総領事館の査証窓口での申請受付は原則として12月8日をもって終了となるため、留意する必要がある。

<資料:日本査証申請センター詳細>
・申請受付:現地時間午前8時30分〜午後3時00分(月〜金。公休日を除く)
・交付業務:現地時間午前8時30分〜午後4時45分(月〜金。公休日を除く)
・申請方法:ネット予約制(http://www.vfsglobal.com/japan/Hongkong)*近日公開予定(直接申請も可。ただし、予約優先)
・所在地:香港北角電氣道148號16樓03室(Unit 3, 16/F, 148 Electric Road, North Point, Hong Kong)
・電話:+852-3167-7033
・電子メール:info.jphk@vfshelpline.com

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

在香港日本国総領事館(資料)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は4月18日、今年第1四半期(2024年1〜3月)のマカオのツーリズ…
  3.  マカオ政府経済・科技発展局は4月17日、昨年第4四半期(2023年10〜12月期)の工業輸出状況…
  4.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  5.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月18日、今年(2024…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  5.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  4.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  5.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun