マカオのカジノ街で強盗傷害事件…金貸し勧誘めぐるトラブルか

マカオ司法警察局は2月13日、強盗傷害容疑で中国本土出身の男2人を逮捕したことを明らかにした。

同局によれば、2月7日深夜、中国本土からマカオを訪れていた男性ギャンブラーがマカオ半島中区にあるカジノ施設で遊んだ後、近くの公園で休憩していたところ、見知らぬ男から「ギャンブルするための金を貸す」と勧誘され、これを拒否したところ、いきなり足蹴りされたという。さらに、金貸しの仲間とみられる2人が加勢し、被害者を殴打した上、携帯電話を奪って逃走したとのこと。

警察のその後の捜査で被疑者の身元が判明し、グループ3人のうち2人について、マカオへ再入境した際にイミグレーション施設で身柄の確保に成功。2人は犯行を認める供述をしており、1人は犯行当日に着用していた衣服を身につけていたという。警察では、目下、残る1人の行方を追っているとしている。

現場周辺はホテルやカジノ施設、商店などが建ち並ぶ繁華街にあたる。

警察が公表した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

警察が公表した証拠品(写真:マカオ司法警察局)

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