マカオの1月カジノ税収約1千億円 対前年7.7%増=歳入の約8割占める

マカオ政府財政局が2月23日付で公表した財政収支データによれば、今年1月の歳入は前年同月から6.0%増の89億9840万パタカ(日本円換算:約1270億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は9.9%だった。

このうち、ゲーミング税収は7.7%増の72億5880万パタカ(約1024億円)で、予算執行率は10.1%。歳入に占めるゲーミング税の割合は80.7%。

一方、歳出は28.9%減の26億1500万パタカ(約369億円)で、予算執行率は3.1%にとどまった。

財政収支は32.7%増の63億8340万パタカ(約901億円)で、予算執行率は114.7%に達した。

ちなみに、ゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年1月まで6ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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