マカオのネオン街で麻薬密売…20歳の香港人モデル青年逮捕

マカオ司法警察局は3月28日、麻薬密売の疑いで香港人のモデルの男(20)を逮捕したと発表した。

警察発表によれば、香港人の青年がマカオを訪れ麻薬販売に手を染めているとの通報があったことを受けて捜査に着手。その後、容疑者の身元を特定し、監視を続けていたという。同月27日夜、男がマカオの住居を出発したタイミングで男の身柄を拘束。男の所持品及び住居から27.34グラムのコカイン、末端価格にして8万5000パタカ(日本円換算:約117万4200円)相当が見つかった。

男は警察の調べに対し、香港の麻薬密売グループに雇われ、マカオでグループのメンバーから薬物を受け取って夜の繁華街で売り歩き、20グラム販売するごとに3000香港ドル(約4万2700円)の報酬を得ていたなどと供述しているという。警察は、男の身柄を送検するとともに、逃走中のメンバーの行方を追っているとしている。

マカオ司法警察局が公開した証拠品=3月28日(写真:マカオ司法警察局)

マカオ司法警察局が公開した証拠品=3月28日(写真:マカオ司法警察局)

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