マカオ、屋外活動の是非を判断するための3段階指標を毎時発表

マカオ政府地球物理気象局(SMG)は4月26日、同日からリアルタイム空気質指数を元に、屋外活動の是非を判断するための3段階の指標を1時間ごとに発表することを明らかにした。

3つの指標は、「適宜(屋外活動に適する)」、「不適宜(屋外活動に適さない)」、「不應該(屋外活動すべきでない)」で、それぞれ一目でわかりやすいよう緑色、黄色、赤色のピクトグラムが用意されている。対象となる観測スポットは、ロードサイド、マカオ半島の高密度住宅地区、タイパ島の高密度住宅地区、タイパ島の一般地点、コロアン島の一般地点の5つ。

情報は同局ウェブサイトのほか、主要道路沿いに設置されている電光掲示板に掲出されるとのこと。

近年、マカオでも大気汚染による健康への影響について、市民の間で大きな関心事となっている。

なお、指標発表初日となる4月26日現地時間12時30分時点では、5つの観測スポットとも「適宜」となっている。天候は雨。

マカオで毎時発表がスタートした屋外活動の是非を判断するための3段階指標(写真:SMG)

マカオで毎時発表がスタートした屋外活動の是非を判断するための3段階指標(写真:SMG)

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