マカオカジノIR運営MGMチャイナ、第1四半期増収…リノベーション奏功

マカオ・新口岸地区でカジノIR(統合型リゾート)「MGMマカオ」を運営するMGMチャイナホールディングスは4月27日、今年第1四半期(2017年1〜3月期)の監査前業績を公表。

売上高は前年同期比7%増の39億香港ドル(日本円換算:約557億円)、調整後EBITDAは23%増の12億香港ドル(約171億円)で、利益の8割超がマス部門によるものだったという。

同社によれば、施設のリノベーションを進めており、今年1月の旧正月シーズンを前にマスゲーミングカジノフロア(いわゆる平場)の面積を拡大したほか、2つの新レストランをオープンしたことで、書き入れ時となる旧正月にハイエンドマス顧客の誘致につながったとした。

また、第1四半期のMGMマカオのホテル客室稼働率は94.3%だった。

同社では、コタイ地区で大型IR「MGMコタイ」の建設工事を進めており、外装はほぼ完成、内装についても近日完成予定という。オープン予定時期は今年下半期。

MGMチャイナが開発を進める新IR施設(資料)=マカオ・コタイ地区、2016年11月-本紙撮影

MGMチャイナが開発を進める新IR施設(資料)=マカオ・コタイ地区、2016年11月-本紙撮影

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