マカオ名物土産ジャーキー、13店舗で未包装商品の展示販売停止…当局が不衛生と指摘

マカオ政府民政総署(IACM)は5月17日、市内の観光名所周辺の土産物店に対する抜き打ち検査を実施。

このうち、包装されていない状態のジャーキー(中国語:肉乾)を展示販売していた13店舗について、不衛生な環境にあるとして当該商品の販売停止を命じた。

同署によれば、消費者からジャーキーの展示方式及び食品にカビが生えていたという苦情が多数寄せられたとのこと。今後も職員による巡回指導を継続して行い、販売業社に対してジャーキー類の展示及び保管の問題改善を促すとした。

ジャーキー類はマカオの名物土産として知られるが、日本に持ち帰る場合には動物検疫の対象となり、個人レベルで検査証明書の取得が困難なため、持ち込むことができない。

マカオにおける未包装ジャーキー類の展示販売のイメージ(写真:IACM)

マカオにおける未包装ジャーキー類の展示販売のイメージ(写真:IACM)

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