マカオ政府統計調査局は5月24日、2016年医療統計を公表した。

マカオにおける2016年の入院患者数は前年から6.1%増の5.8万人（延べ、以下同）、平均入院日数は0.3日減の7.1日。病床使用率は4.6ポイント下落の72%で、4年ぶりに下落に転じた。

外来患者数は0.4%増の163.3万人、救急患者数は0.5%増の47.7万人。このうち、タイパ島の救急サービス受診者は4.3%減の10.9万人で、3年連続の減少となった。

このほか、人口1000人あたりの医師比率は2.7、看護師比率は3.6で、いずれも0.1ポイント上昇。献血者数は5.8%増の1万0748人。

マカオの大型総合病院として知られる鏡湖医院（資料）－本紙撮影