香港、5日ぶりに新型コロナ市中感染確認例出現…5/12

 人口約750万人の香港では、昨年(2020年)11月下旬から新型コロナウイルス感染症の流行「第4波」が続いている。

 香港政府の発表によれば、5月12日午前0時時点集計の単日の新規感染確認数は前日から1人増の2人とのこと。内訳は輸入性(海外からの入境者)が1人、市中感染が1人。市中感染確認は5日ぶりとなる。

 市中感染の1人は、先にN501Y変異株ウイルス感染が確認されたインド籍の男性に絡む事案。患者はこの男性のフィリピン籍のガールフレンドの兄といい、4月13日及び18日に妹カップルと2度にわたって内輪の集会に参加していたという。患者がN501Y変異株ウイルスに感染しているかどうか、現時点では未確定とのこと。

 輸入性の1人はフィリピンからの入境者。

 このほか、翌日以降に感染確認となる可能性が高い陽性予備群(初歩感染確認者)については10人以下とのこと。

 香港における過去14日間累計の新規感染確認は64人で、その約13%を占める市中感染8人のうち感染経路不明は1人。ここまでの累計感染確認数は1万1815人。

香港の町並み(資料)—本紙撮影

香港の町並み(資料)—本紙撮影

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