第72回マカオグランプリ開催概要発表…日本勢も多数参戦
- 2025/10/14 8:49
- ツーリズム
1954年にスタートした歴史あるモータースポーツの祭典、マカオグランプリ(マカオGP)。市街地の一般道路を転用した全長6.2kmの「ギアサーキット」を舞台に毎年11月中旬に開催されており、今年(2025年)で72回目を迎える。
マカオ政府体育局及びマカオグランプリ組織委員会は10月13日に記者会見を開き、今大会の開催概要を発表。スケジュールは11月13〜16日の4日間で、レースは下記の7レースをラインナップするとのこと。
・マカオグランプリ – FIA FRワールドカップ
・マカオGTカップ – FIA GTワールドカップ
・マカオギアレース – クムホFIA TCRワールドツアーイベントオブマカオ
・マカオフォーミュラ4レース – FIA F4ワールドカップ
・マカオモーターサイクルグランプリ – 第57回大会
・グレーターベイエリアGTカップ(GT4)
・マカオロードスポートチャレンジ
「マカオフォーミュラ4レース – FIA F4ワールドカップ」は今回が初開催。マカオグランプリの歴史において、フォーミュラカーによるレースが2種同時開催されるのは初めてという。
最新のエントリーリストを参照すると、上述のF4及び看板レースの「マカオグラングランプリ – FIA FRワールドカップ」に複数の日本チーム及びドライバーの名前が確認できた。2001年にマカオグランプリ(F3)で優勝した佐藤琢磨氏の息子、佐藤凛太郎選手が前回に続いてマカオグランプリ(FR)にエントリーしている。
なお、今大会の開催費用(予算)は前回並の約2.4億パタカ(日本円換算:約46億円)、6大会連続で冠スポンサーを設定せず、5年連続でマカオ政府とカジノ経営コンセッションを締結する6社がメインスポンサーを務めるかたちとし、スポンサー費は各2000万パタカ(約3.8億円)に。
このほか、観戦チケットは10月13日から発売開始済み。サーキット周辺の公道では、すでにガードレールや観覧席の設営などが進んでおり、これから11月中旬にかけて、多くの関連イベントも各所で展開予定となっている。























