日本の東京・大阪から旅行会社関係者一行が視察と商談でマカオ訪問

 マカオ政府旅遊局(MGTO)は11月1日、同局が日本旅行業協会(JATA)を通じて組織した東京と大阪の旅行会社の関係者ら約30人が4日間(10月29日〜11月1日)にかけて視察及び商談のためマカオを訪れたと発表。

 日本から訪問団一行は、女性旅客や学生の研修旅行などを含む幅広いターゲットに向けた旅行商品の開発に役立てるよう、世界遺産群「マカオ歴史市街地区」、タイパビレッジ、コロアンビレッジの散策、統合型リゾート(IR)の参観とレジデントショーの鑑賞、オープントップバスの夜景ツアー、マカオの数々の特色あるグルメのテイスティング、マカオテーマの土産物づくりのワークショップ参加などを体験したとのこと。

MGTOのトップらが出席したウェルカムランチセッションの様子(写真:MGTO)

 また、10月31日午前には、コタイ地区のIR「グランドリスボアパレス」において、40社を超える現地の観光及び関連業界(旅行会社、ホテル、航空会社など)を交えてのトラベルマート(商談会)も開催され、コラボレーション機会の模索がなされたという。

 MGTOでは、現在マカオと東京・大阪との間にそれぞれデイリーで直行便が就航しており、便利に往来できるとした上、日本はマカオにとって十大主要旅客ソース市場のひとつにあたり、日本におけるプロモーションイベントの開催や日本のファミリーをターゲットとした新刊ガイドブックの制作など、さまざまなプロジェクトを通じて日本市場の潜在力の開拓に取り組んでおり、マカオの新たな観光要素でより幅広い層の日本旅客を吸引することで、国際旅客ソース市場の拡大を図りたい考えを示した。

日本とマカオ両地の観光及び関連業界関係者が参加した商談会の様子(写真:MGTO)

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