マカオ、スロット専門カジノのひとつモカ・グランドドラゴン店が11月24日クローズへ

 マカオでは、2023年1月1日に施行された改正娯楽場幸運博彩経営法律制度(通称「新カジノ法」)の規定により、コンセッション事業者の所有する物件内に設置されないカジノ施設(いわゆる衛星カジノやスロットマシン専門カジノのモカクラブ)について、従来の形態で運営できなくなり、その過渡期が3年間(2025年12月31日まで)設けられているが、満期を待たずに早じまいする施設が相次いでいる状況。

 マカオ政府でカジノ監理を管轄する博彩監察協調局(DICJ)は11月19日、スロット専門カジノのひとつでタイパ島のグランドドラゴンホテルに併設する「モカ・グランドドラゴン店(摩卡駿龍)」について、新カジノ法の関連規定及び業務状況を理由に、所属するコンセッション事業者のメルコリゾーツ(マカオ)社との協議を経て、同月24日午後11時59分をもって営業を停止(クローズ)する予定と発表。

 同局では、同施設が正式に営業を停止する際、現場に職員を派遣し、メルコリゾーツ(マカオ)社が事前に提出した計画に基づき、適切に営業を終了させるとともに、施設内の現金、スロットマシンの累積ジャックポット、未換金のキャッシュバウチャーなどが秩序正しく規範的に処理されるよう、クロージング手続き全体を実地監視するとともに、同施設の従業員44名についても、労工事務局と緊密に連携し、適切に処遇するよう運営側に求めるとした。

 メルコリゾーツ(マカオ)社は、今年6月初旬にモカクラブの6店舗のうち3店舗(クォンファ店含む)を年内にクローズする方針を明らかにしており、過渡期を前に早じまいするのは、9月24日をもってクローズしたクォンファ店(マカオ半島新口岸地区)に続いて2店舗目。同社に所属する衛星カジノのグランドドラゴンカジノについても9月22日にクローズ済み。

 なお、同社が11月19日に発出したプレスリリースによれば、モカ・グランドドラゴン店に割り当てられていたゲーミングマシンについて、DICJの認可を経てグループのマカオに所在する他のカジノ施設に再配置する予定とのこと。

メルコグループのイメージ(資料)=本紙撮影

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