マカオ税関が運び屋による密輸事案を直近5日間で8件摘発…大量のシガーや中古電子製品など発見
- 2025/12/1 20:41
- 社会・政治
澳門海關(マカオ税関)は11月30日、違法な「水客(運び屋)」行為に対し、IT技術を採用するなど水際における法執行を強化して臨む中、直近5日間(11月23日から27日まで)にマカオと中国本土との間の主要な陸路の玄関口にあたる關閘及び港珠澳大橋マカオ側イミグレーションで運び屋による密輸事案を8件摘発したと発表。
発見に至った密輸品の内訳は、シガー4152グラム、中古電子製品(中古スマートフォンほか)157点、果実類(パイナップル)70キログラム、メモリーカード65点、いわゆる上海蟹38キログラムで、このうちパイナップルと上海蟹が密輸入、その他は密輸出事案だったとのこと。
2件の密輸入事案は早期警戒アラートをきっかけに検査対象とした2台の越境自家用車の車内から、その他については税関検査場を徒歩で通過する際の通関者の不自然な歩き方や緊張した様子といった状況から検査対象として呼び止めた人物の着衣の下や携行品の中からそれぞれ発見に至ったものという。

上述の8件の密輸事案に関与した8人は33〜67歳で、税関では、全員を対外貿易法違反で起訴済みとした。
一昨年(2023年)初頭のウィズコロナ転換による水際措置の緩和に伴い、マカオと中国本土、香港との相互往来が容易になって以降、いわゆる運び屋が絡む密輸入、密輸出事案が摘発されるケースが増えており、物品を着衣の下に隠すなどの手口や越境自家用車の悪用が目立つ。
税関では、市民に対して出入境における携行品の出入りに関する法令を遵守し、報酬を目当てに運び屋行為へ従事しないよう重ねて呼びかけを行うとともに、今後も水際における各種取り締まり体制の強化を維持して臨む考えを示した。





















