マカオ、2025年11月インバウンド旅客数が18.1%増の335万人に…日本旅客は38.1%増

 マカオ政府統計・センサス局(DSEC)は12月19日、今年(2025年)11月及び1〜11月累計の訪マカオ外客数(インバウンド旅客数)統計を公表。

 今年11月単月のインバウンド旅客数は前年同月から18.1%増の334万5683人(延べ、以下同)で、コロナ前2019年同時期と比較した回復率は115.0%に達した。内訳は、日帰り旅客が31.5%増の203万5555人、宿泊を伴う旅客が2.1%増の131万0128人。平均滞在時間は全体が0.2日短い1.0日となったが、日帰り旅客(0.2日)と宿泊を伴う旅客(2.3日)はいずれも横ばい。

 国・地域別で最多だったのは中国本土からの旅客で、21.9%増の239万7043人、全体に占める割合は71.6%。第二の旅客ソースにあたる香港からの旅客は5.4%増の58万4108人、同第三の台湾からは27.1%増の9万0582人。

 国際旅客ソース(中国本土、香港、台湾以外から)についても13.6%増の27万3950人に。このうち東南アジアは、フィリピン(4万9748人)、インドネシア(1万8109人)、タイ(1万5140人)で、それぞれ2.3%、23.1%、49.4%増。マレーシア(2万0706人)は前年並み、シンガポール(1万2920人)は6.6%減。南アジアは、インド(8766人)が3.1%増。北東アジアは、韓国(5万5517人)と日本(1万6187人)がそれぞれ14.2%、38.1%増。長距離では、米国(1万7502人)が7.9%増。

 入境ルート別の割合は、陸路が全体の82.3%を占めた。以下、海路が9.8%、空路が7.9%。陸路、海路、空路のインバウンド旅客数がそれぞれ21.4%、5.1%、4.9%増。

マカオの町並み(資料)=2025年11月、世界遺産セナド広場にて本紙撮影

 今年1〜11月累計のインバウンド旅客数は前年同時期から14.4%増の3648万9230人。2019年同時期と比較した回復率は100.5%。内訳は、日帰り旅客が24.7%増の2141万7604人、宿泊を伴う旅客が2.4%増の1507万1626人。平均滞在時間は0.1日短い1.1日で、日帰り旅客(0.2日)と宿泊を伴う旅客(2.3日)はいずれも横ばい。日本旅客は26.9%増の14万5086人。

 マカオでは一昨年(2023年)1月初旬からアフターコロナがスタートし、インバウンド旅客の急回復が進んだ。昨年通期のインバウンド旅客数は前年から23.8%増の3492万8650人、コロナ前2019年と比較した回復率は88.6%だったが、今年は11月終了時点で2019年水準の回復を果たし、前年通期の実績も上回っている状況。今後、政府が旅客ソースのダイバーシティ化を推進する目標を掲げ、各種施策を打ち出す中、国際旅客ソースの動向が注目点となる。

2024年と2025年のマカオの入境旅客数(インバウンド旅客数)推移比較表(図版:DSEC)

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