マカオ、世界遺産・聖ポール天主堂跡で銅像修復作業…2月初旬にかけて一部参観に影響

 マカオ政府文化局(ICM)では、マカオを象徴する歴史的建造物のひとつとして知られる世界遺産・聖ポール天主堂跡の前壁(ファサード)部に設置されている7体の銅像について、2025年から段階的に修復・メンテナンス作業を進めている。

 同局が前月(12月)29日に発表したところによれば、このうち3体についてはすでに修復・メンテナンスを終えており、第2フェーズとして(2026年)1月2日から2月9日にかけて、第2層左側の2体と第4層の1体(イエス・キリスト像)に対する作業を実施するとのこと。

 これに伴い、前壁に足場を設置することから、施工需要と公衆の安全を鑑み、1月1〜31日と2月4〜6日にエキジビション「Visiting the Ruins of St. Paul’s in Space and Time – Exhibition of Virtual Reality at the Ruins of St. Paul’s」、また1月5〜7日と2月4〜6日にカトリック芸術博物館・墓室を含む前壁後方の遺跡スペースの対外開放をそれぞれ中止するとともに、作業期間中はファサード前の広場の一部に工事エリアの囲いを設けることもあるとした。

  聖ポール天主堂跡は17世紀にカトリック・イエズス会が建てた聖母教会及び聖ポール大学のあった場所にあたり、1835年の大火により前壁及び石段の一部を残して焼失し、現在の姿となった。建設作業には日本人キリシタンが関わったとも伝えられている。

マカオの世界遺産・聖ポール天主堂跡のファサード部(資料)=2025年8月本紙撮影

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