マカオ国際空港、2025年の旅客数は1.6%減の約752万人…アフターコロナ初の前年割れ
- 2026/1/4 10:09
- ツーリズム
マカオの主要な空の玄関口、マカオ国際空港運営会社にあたる澳門國際機場專營股份有限公司(CAM)は1月2日、昨年(2025年)通期の各種統計資料を公表。
同空港の昨年通期の旅客数は延べ752万人超、フライト発着回数は延べ5.8万回超で、いずれも前年実績(旅客数:延べ約764.1万人、フライト発着回数:延べ約6.0万回)を下回り、アフターコロナで初めて前年割れとなった。
また、コロナ前2019年通期の旅客数は延べ約960万人で、回復率は約78%にとどまった。昨年のインバウンド旅客数統計は未公表だが、12月27日時点で2019年を上回る過去最高の延べ約3941.1万人に達したことがアナウンスされており、同空港の旅客数の回復の遅れが目立つかたちとなった。
一方、昨年の同空港の国際路線数は前年から26%増、国際旅客数は7%増とのこと。直近のマカオ返還記念日からクリスマスまでのホリデー期間(2025年12月20〜25日)については、累計旅客数が延べ14万人超に上り、単日平均フライト数は179便、利用者数は延べ2.4万人で、それぞれ前年同時期から5.6%、1.7%増だったという。
現在、29の航空会社が中国本土、台湾、東南アジア、北東アジアなど47都市との間を結び、旅客に多様な旅行の選択肢を提供しているとした。
昨年の旅客数については、周辺経済環境やさまざまな不確定要素の影響を受け、上半期から夏休みにかけての旅客数が予想を下回ったことで、前年比1.6%減となったが、貨物取扱量については、前年比1.1%増を実現。課題に直面する中、同空港では、関係諸機関ともに積極的に対処し、新たな航空会社の誘致、複数の新路線の開設、既存路線の増便に取り組み、第4四半期にかけて旅客数は徐々に回復したとのこと。
今後、2026年の春節(旧正月)ホリデーに向けて、ホテル出発時に手荷物をチェックインし、到着空港で受け取ることができるサービスの導入を計画しているとした。
マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港。東南及び東北アジアとの短・中距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。2012年から8年連続の伸長、開港以来最多記録を2015年から5年連続の更新していたが、2020〜2022年はコロナ禍で旅客数が低迷を余儀なくされた。






















