マカオの銀行業、2025年の営業利益は前年比92.7%増…5年ぶりに上向く

 このほどマカオ金融管理局が公表したマカオの銀行業に関する統計資料によれば、利息差額の拡大やその他業務収入の増加などにより、昨年(2025年)通期のマカオの銀行業の営業利益が前年から92.72%増となる73.37億パタカ(日本円換算:約1398億円)だったとのこと。5年ぶりに上向きに転じた。

 昨年のマカオの銀行業の利息収入は14.52%減の957.96億パタカ(約1兆8247億円)、利息支出は19.17%減の643.65億パタカ(約1兆2260億円)で、利息収入の減少幅が利息支出の減少幅を下回り、利息差額が8.4%拡大した。

 また、その他業務収入は21.95%増の96.44億パタカ(約1837億円)に。運営費用は1.1%減の214.66億パタカ(約4089億円)。

 このほか、昨年末時点のマカオの銀行業の不良債権比率は4.9%で、前月から0.6ポイント下落し、2024年7月以来の最低となった。不良債権額は496.56億パタカ(約9458億円)で、前月から10.55%減。内訳はマカオ居民向けの不良債権比率が0.4ポイント下落の4.2%、金額にして10.7%減の205.42億パタカ(約3913億円)、非居民向けが同0.8ポイント下落の5.6%、10.3%減の291.14億パタカ(約5546億円)だった。

銀行の本支店が集積するマカオ半島の新馬路周辺(資料)=2025年6月本紙撮影

関連記事

最近の記事

  1.  端午節シーズンのマカオで毎年恒例開催されるスポーツイベント「2026年SJMマカオ国際ドラゴンボ…
  2.  マカオのコタイ地区及びマカオ半島新口岸地区で複数の統合型リゾート(IR)を運営するギャラクシーエ…
  3.  マカオ警察総局は3月6日、春節(旧正月)前後にあたる(2026年)1月26日から2月26日にかけ…
  4.  マカオ司法警察局は3月5日、銀行口座を他人に提供し、特殊詐欺に絡む巨額の送金を受け取ったなどとし…
  5.  マカオでは、世界的な健康意識の高まりを受け、マカオでは屋内公共エリア及び公園などの大半を禁煙とす…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府博彩監察協調局(DICJ)は1月1日、昨年(2025年)12月の月次及び年間のカジノ売…
  2.  マカオ政府公共建設局(DSOP)は1月23日、新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」の整備構…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)は1月19日、国際旅客誘致策の一環として2024年と2025年に実施…
  4.  仏ミシュラン社は3月13日、香港・マカオでも高い知名度と信頼性を誇る人気グルメガイド「ミシュラン…
  5.  マカオ治安警察局は1月4日、昨年(2025年)通期の各種出入境関連統計の速報値を発表。  …

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  3.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  4.  マカオ治安警察局は3月5日、東京などからマカオへ向かう航空機内で窃盗を繰り返したとして中国人(中…
  5.  日本も出場した女子バレーボールネーションズリーグ(VNL)予選第2週のマカオ大会が5月28日から…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2026年3月号
(vol.153)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun