マカオ税関が運び屋による粒銀の密輸出事案を直近6日間で7件摘発
- 2026/2/16 21:49
- 社会・政治
澳門海關(マカオ税関)は2月15日、マカオ警察総局による指揮の下、各種違法・犯罪行為の抑止と取り締まりを通じてマカオの良好な治安環境の維持を図ることを目的とした「冬の防犯運動2026」を展開し、IT技術を活用するなど水際における密輸品の出入りに対する取り締まりを厳格化して臨む中、直近6日間(2月7〜12日)で「水客」と呼ばれる違法な越境”運び屋”による貴金属「粒銀」の密輸事案を7件摘発したと発表。
7件すべて關閘イミグレーションの出境口にある税関検査場で摘発したもので、疑わしい形跡から検査対象として呼び止めた通関者の着衣の下や手荷物の中から発見に至り、合計約25キログラム、価値にして約48万パタカ(日本円換算:約914万円)相当分だったとのこと。
この7件の密輸事案に関与した7人全員について、対外貿易法違反で起訴済みとした。

2023年初頭のウィズコロナ転換による水際措置の緩和に伴い、マカオと中国本土、香港との相互往来が容易になって以降、いわゆる運び屋が絡む密輸事案が摘発されるケースが増えており、物品を着衣の下に隠すなどの手口や越境自家用車の悪用が目立つ。近日、これまでほとんど事例のなかった粒銀の密輸入及び密輸出の摘発が相次いでいる。
税関では、市民に対して出入境における携行品の出入りに関する法令を遵守し、報酬を目当てに運び屋行為へ従事しないよう重ねて呼びかけを行うとともに、今後も水際における隠したり、偽装するといった手段による密輸に対する各種取り締まり強化体制を維持して臨む考えを示した。






















