5歳の日本人女児がマカオのIR内プールで溺れる=無事救助、容体安定

きょう(9月27日)午前、マカオ・コタイ地区にあるIR(統合型リゾート)併設ホテルのプールで日本人の5歳女児が溺れたという。

マカオの政府系放送局TDMがラジオニュースで報じた内容によると、女児はすぐに救助され、駆けつけた消防隊員によって近くにある鏡湖医院タイパ医療センターに搬送されたとのこと。なお、救出時点で意識はあり、容体も安定しているという。

世界遺産やカジノIR施設群を抱えるマカオはアジア有数の観光都市として知られ、近日はシルバーウィークを利用して訪れる多くの日本人観光客で賑わっている。訪マカオ旅客数は昨年(2014年)過去最高となる3150万人を記録し、このうち日本人は30万人程度を占める。

マカオでは今年4月、中国本土からマカオを訪れていた35歳の男性が溺死するという痛ましい事故が発生したことを受け、プールの安全管理に対する関心が高まっている。

マカオの大型IR(統合型リゾート)集積エリア、コタイ地区の夜景(資料)=2015年3月(写真:GCS)

マカオの大型IR(統合型リゾート)集積エリア、コタイ地区の夜景(資料)=2015年3月(写真:GCS)

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