クリスマスを通じ市民の環境意識高める―環境保護局

マカオ政府環境保護局では、クリスマスシーズンの到来を前に市民にあらためて環境意識を高めるよう呼びかけを行っている。13日、クリスマスを通じた環境意識向上のため、公式サイト上に特設ページをオープン。

環境局ではクリスマスプレゼントについて、過剰包装をなくすことなどを提案。統計によると、マカオの14歳人口は約66,000人で、1人当たり100グラムの包装紙を減らすことで二酸化炭素排出量を17.6トン減少できると試算。これは1300本の木が1年間に吸収する量に相当するという。

クリスマス装飾ついても素材の再利用や環境効率の高い電飾の使用などを通じて、ごみ削減、省エネ・節電意識を向上させたい考え。また、マカオではおよそ10万人がクリスマスパーティに参加するといわれ、使い捨て小皿とナイフとフォークなど合わせて20万セットが廃棄される計算だ。

観光保護局ではこういった情報を発信することを通じて家庭で環境について話し合う機会を作り、親子で環境について理解を深めることを期待しているという。

呼びかけポスター (c) DSPA 環境保護局

呼びかけポスター (c) DSPA 環境保護局

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