香港入管、フランス人旅客の滞在延長認める方針=パリ同時テロ受け特別措置

中国・香港特別行政区の入管当局は11月16日、フランス・パリで13日夜に発生した同時テロを受け、香港に滞在中のフランス人旅客を対象に、本人が希望する場合に滞在延長申請を受け付ける特別措置を講じる方針を発表した。

入管当局によると、今回の特別措置について、すでに在香港フランス総領事館に通知を行ったとのこと。滞在延長申請手続きは通常当日中に完了するという。なお、具体的な延長日数については明らかにしていない。

フランスは香港特別行政区の査証(ビザ)免除措置対象国となっており、フランスパスポート保有者は観光、商用、知人・親族訪問などを目的とした訪問の場合、90日間滞在ができる。

香港の町並み。九龍半島・尖沙咀からヴィクトリアハーバー越しに香港島のビル群を望む(資料)—本紙撮影

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