タイパ島路線バスルート変更―18日から

マカオ政府交通事務局は16日、タイパ島の大型公営マンション「湖畔大廈」落成に伴う路線バスルートの変更を今月18日(火曜)に実施すると発表。変更は主にタイパ島とマカオ半島東北部を結ぶ路線が対象となり、新たにマカオ半島中心部との間を結ぶ1路線が増設される。

湖畔大廈はベストウエスタンタイパホテルに近い鶏頭馬路北側にあり、地下にバス乗換ステーションが設置され、11、26、30、34、35、36、AP1、MT3、N2の各系統が停車する。また、これまで清明節、重陽節に臨時運行されていた39系統を湖畔大廈とホテルリスボア前の亞馬喇前地の間を往復する快速路線として常設化し、7:00から23:30まで、15分間隔で運行する。

この他、同日付でタイパ中央公園周辺のバス停増設、一部路線の中央公園近くへのルート変更も行われる。また、マカオ半島では下環マーケット周辺でバス停間隔が近すぎる箇所があることから、新たに「河邊新街/下環」バス停を設けて、既存の「下環/小販巷」バス停を廃止するといった調整も行われる。

なお、バスルートについてはイベント開催時や道路工事に際して頻繁に変更が行われるため、交通事務局のホームページ(http://www.dsat.gov.mo)にして事前に情報収集をしておきたい。

湖畔大廈バス乗換ステーション (c) DSAT 交通事務局

湖畔大廈バス乗換ステーション (c) DSAT 交通事務局

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