マカオと珠海・湾仔結ぶフェリーがしばらく運休

マカオ政府海事・水務局は1月16日、マカオ・内港及びタイパフェリーターミナルと珠海市の湾仔を結ぶフェリーについて、同月17日からしばらく運休することを発表した。

運休の理由は、湾仔側イミグレーション施設の検査設備が老朽化しており、現行の安全基準に合致しないことが判明したためという。設備の更新を経てフェリーの運行を再開する見通しとのことだが、具体的な時期は明示されていない。

現在、マカオと湾仔の間には1日平均33便のフェリーが運航されており、2000人の往来があるという。マカオ・内港及びタイパフェリーターミナルを結ぶフェリーの運休中、關閘〜拱北またはコタイ〜横琴ルートへ迂回する必要がある。

マカオ・内港と珠海・湾仔を結ぶフェリー(資料)—本紙撮影

マカオ・内港と珠海・湾仔を結ぶフェリー(資料)—本紙撮影

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