香港と日本を結ぶ学生大使に立大生松村さんら5人選出

香港特別行政区政府の駐日代表機関、駐東京香港経済貿易代表部が主催し、香港と日本の架け橋となる学生大使を募集する「香港杯 全日本大学 学生大使英語プログラム2015-2016」の最終審査会が1月16日、東京で開催された。

香港杯は今回で8回目の開催。2013年まで英語スピーチコンテストとして開催されてきたが、2014年からパワーポイントを使ったプレゼンテーション形式となり、英語力だけではなくリサーチ力や提案力が問われるものとなっている。

1月16日の最終審査会には100人を超える応募者の中から予選を勝ち抜いた15人の学生が参加し、それぞれビジネス、観光、文化のうち1つのテーマについてプレゼンテーションを行った。

審査の結果、日本のヘアスタイリストを招聘し、最新の流行を香港へ持ち込むヘアサロンを香港で創業するというアイデアを披露した立教大学の松村皓貴さんが1位に輝いた。

その他の受賞者は、東京外国語大学の麻野智史さん、武蔵野大学の許白玉さん、東京医科大学の岩間優和さん、青山学院大学の池田惠さんの4人。

最終審査会で入賞した5人は学生大使としての役割を担い、日本の大学生の間で香港への関心を高め、香港と日本の相互理解を促進することが期待されている。今後、4人は2週間の香港研修に派遣され、香港中文大学に10日間短期留学する予定。また、希望する場合は日本にある香港関連機関またはジャパン・ニューズで最長2週間のインターンシップの機会も与えられる。

「香港杯 全日本大学 学生大使英語プログラム2015-2016」の受賞者=1月16日、東京(写真:news.gov.hk)

「香港杯 全日本大学 学生大使英語プログラム2015-2016」の受賞者=1月16日、東京(写真:news.gov.hk)

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