香港発運賃の航空券、燃油サーチャージ「ゼロ」に=2月発券分から

香港特別行政区政府民航處は1月20日、今年(2016年)2月の香港発券分の航空券(香港発運賃)を対象とした燃油特別付加運賃(燃油サーチャージ)について、航空会社から申請がなかったことを発表した。燃油サーチャージがゼロとなることを意味する。

なお、燃油サーチャージは発券日が基準となるため、2月以降出発分航空券であっても1月末までに購入したものについて差額の返金はない。

昨年(2015年)以降、燃油価格の下落に伴い、香港発券分航空券の燃油サーチャージは値下げ傾向が続いていた。昨年1月時点では、日本を含む短距離路線の最高が129香港ドル(日本円換算:約1900円)、長距離路線の最多が566香港ドル(約8500円)だった。

香港国際空港(資料)—本紙撮影

香港国際空港(資料)—本紙撮影

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