ポップ界の女王、マドンナさんのワールドツアー「レベル・ハート・ツアー」マカオ公演が2月20、21日の二夜にわたって大型IR（統合型リゾート）「スタジオ・シティ」内にあるスタジオ・シティ・イベント・センターで開催された。

スタジオ・シティ・イベント・センターはステージと観客席の距離が近いことで一体感を味わえることを謳った施設で、二夜合計でおよそ1万人の観客がマドンナさんの華やかなステージをごく間近で堪能するという幸運に恵まれた。

マドンナさんのコンサートといえば、観客席で有名人の姿を見かけることが多いことでも知られる。今回のマカオ公演で大きな注目を集めたのが第二夜（21日）に会場を訪れた日本の歌姫、浜崎あゆみさんだ。胸元の大きく開いたセクシーなドレスに身を包んだ浜崎さんがVIPエントランスのレッドカーペットに姿を現すと、香港、マカオ、中国本土から駆けつけた大勢の報道陣が一斉にカメラを向け、会場外に集まった地元ファンから「Ayu」コールが巻き起こり、会場の雰囲気は一気にヒートアップ。アジアで愛される日本の歌姫の存在感を見せつけた。

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浜崎さんはコンサート終了後のインタビューで「マドンナは各世代の女性にこうありたいと思わせる憧れの存在で、彼女の音楽とイメージは世界中の文化に浸透してきた。パワフルな女性であり続けることは難しいことだと思ったが、今夜の彼女パフォーマンスを観て、それが可能であることを感じた。」と興奮冷めやらぬ様子でコメント。

また、マカオについての印象については「今回、ハリウッド映画がテーマというリゾート（スタジオ・シティ）滞在を通じて、これまでとは違った全く新しいマカオを体験することができた。高さ130メートルの位置に世界初の8の字観覧車（ゴールデンリール）があるなんて誰も想像できない」など、進化を続けるマカオに驚きを示した。