マカオのレジデントショー「TABOO」が見納めか=3月末で一旦休演

マカオ・コタイ地区のIR(統合型リゾート)シティ・オブ・ドリームズ内にあるクラブ・キュービックで行われているレジデントショー(常設公演)「TABOO」が今月(2016年3月)末をもって見納めとなるかもしれない。

「TABOO」はシティ・オブ・ドリームズの親会社にあたるメルコ・クラウン・エンターテインメントと世界的ショーメーカーとして知られるフランコ・ドラゴーヌ氏が率いるドラゴーヌ劇団のパートナーシップで制作されたオリジナル作品で、キャバレーをイメージしたという妖艶かつアクロバティックな演出で話題を呼んだ。初演は2013年。

マカオの日刊英字経済紙マカオビジネスデイリーが3月8日付電子版で報じた内容によれば、運営側は今年1月末、パフォーマーや技術スタッフなど32人のスタッフらに向けショーをキャンセルする方針を伝えたという。なお、メルコ・クラウン・エンターテインメントは同紙からの問い合わせに対し、一時的な休演である旨を文書で回答したとのこと。

本紙が3月11日朝の時点で「TABOO」の公式ウェブサイトを確認したところ、公演スケジュールは3月31日までで、4月以降は空欄となっていた。また、3月31日が今シーズンの最終公演であるとし、公演終了後にアフターパーティを開催するとの情報も掲載されている。

「TABOO」(資料)—本紙撮影

「TABOO」(資料)—本紙撮影

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