ホテルオークラマカオで大分県フェア開催=副知事が食と観光の魅力をPR

マカオ・コタイ地区の大型カジノIR(統合型リゾート)ギャラクシーマカオ内、ホテルオークラマカオ28階にある日本料理レストラン「山里」で3月11日、「大分県美食巡礼」と題したフェアがスタート。

同月31日までの期間中、ランチ及びディナーのそれぞれで大分県の海と山の幸をふんだんに使ったオリジナルセットメニューを提供する。

3月11日午後、山里で地元メディア関係者を招いた試食会が開催され、大分県の太田豊彦副知事が食と観光の魅力をアピールした。会場では山里の林彰総料理長率いるチームの手による日本全国で知名度の高い「おおいた豊後牛」、全国一の生産量を誇る「しいたけ」と「かぼす」、その「かぼす」を加えたエサで育った養殖の「かぼすブリ」といった大分県の農畜水産物を使った料理の数々がテーブルを彩り、素材の新鮮さとプレゼンテーションの美しさに集まった記者から高い関心が寄せられた。

大分県の食と観光の魅力を語る太田副知事=3月11日、ホテルオークラマカオ「山里」—本紙撮影

大分県の食と観光の魅力を語る太田副知事=3月11日、ホテルオークラマカオ「山里」—本紙撮影

また、会場内でのモニタでは「日本一のおんせん県」を謳う大分県自慢の温泉地を紹介するビデオが放映された。

太田副知事は、およそ500年前、豊後国(現在の大分県)のキリシタン大名・大友宗麟が天正遣欧少年使節を派遣した際、マカオを経由して欧州へ渡航したエピソードなども紹介。今月28日からマカオ航空がマカオ〜福岡直行便を新規就航するのをきっかけに、マカオから多くの観光客に大分県を訪れていただきたいと語った。

大分県の農畜水産物を使った料理の数々=3月11日、ホテルオークラマカオ「山里」—本紙撮影

大分県の農畜水産物を使った料理の数々=3月11日、ホテルオークラマカオ「山里」—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオの統合型リゾート(IR)運営SJMリゾーツ社は4月16日、国際的に権威ある格付け機構として…
  2.  マカオ治安警察局は4月15日、マカオ半島中区の福隆新街にあるホテルの客室に侵入し、現金を盗んだと…
  3.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで4月15日、「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールド…
  4.  マカオで統合型リゾート(IR)などを運営するSJMリゾーツは4月15日、コタイ地区にある同社旗艦…
  5.  マカオで「ウィン」ブランドの統合型リゾート(IR)を運営するウィン社は4月13日、世界中から集ま…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  3.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  4.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  2.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun