2001年に劇場公開され、アカデミー長編アニメ賞を受賞した米ドリームワークス社制作のフルCGアニメーション映画「シュレック」のミュージカル版「シュレック・ザ・ミュージカル」が今夏マカオで上演されることが決まった。

「シュレック・ザ・ミュージカル」は映画のストーリーがベースとなっており、ファンタジー、アドベンチャー、コメディの要素を盛り込んだファミリーで楽しめる作品となっているとのこと。

映画「ラビット・ホール」でピュリッツァー賞を受賞した劇作家のデヴィド・リンゼイ＝アベアー氏が脚本と作詞、「キャロライン・オア・チェンジ」でローレンス・オリヴィエ賞を受賞したジャニーン・テソーリ氏が作曲、トニー賞を二度受賞したティム・ハートリー氏が衣装デザインを担当するなど、そうそうたるメンバーが製作陣に名を連ねたことでも注目された作品だ。

これまでに米国ニューヨークのブロードウェイや英国ロンドンのウェストエンドといったミュージカルの本場での長期公演を成功させ、今年は初めての世界巡回ツアーを行っている。

「シュレック・ザ・ミュージカル」マカオ公演のスケジュールは夏休みシーズンにあたる7月22日から8月7日まで（月曜休演）で、平日は1回公演、土日は2回公演を予定している。会場はコタイ地区の大型IR（統合型リゾート）ヴェネチアンマカオ併設のザ・ヴェネチアンシアター（約1800席）。席種は4カテゴリーの設定、価格は180〜780パタカ（日本円換算：約2440〜1万560円）。

ヴェネチアンマカオを運営するサンズチャイナ社とドリームワークスは2013年4月に提携を行い、サンズチャイナグループ傘下のIR施設において「ドリームワークスエクスペリエンス」の名称でドリームワークスキャラクターを活用した各種マーケティングを展開している。

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「シュレック・ザ・ミュージカル」イメージ（写真：The Venetian Macao）