台風22号ハイマー、週末にかけ香港・マカオに接近=現地日本総領事館が在留邦人に注意喚起

現地気象台の最新予報によれば、10月21日(金)から22日(土)にかけて、台風22号(国際名:ハイマー)が猛烈な勢力を維持しながら香港・マカオに接近する見込みとなっている。

香港・マカオを管轄する在香港日本国総領事館は10月19日午後、現地在留邦人及び旅行者に向け、注意喚起メールを発出。台風の進路上にある海域及び周辺地域では、強風や大雨のみならず、ところによっては高潮の発生,洪水・土砂崩れ等の被害や各種交通機関の混乱等も予想されるとした上、台風情報や現地の気象情報の収集に努め,台風による被害が予想される場合には渡航・外出を控える、あるいは日程・移動経路又は訪問地を変更する等、災害や事故に巻き込まれないよう安全確保に努めるよう呼びかけた。

なお、香港・マカオでは台風からの距離や風の強さに応じて、気象台がシグナル(台風警報)を発出する。シグナル8が発出されると、公共交通機関が運転を取りやめたり、商店等が閉店することとなるので注意が必要だ。在香港日本国総領事館も臨時休館となる。

10月20日午前10時(現地時間)時点の台風22号ハイマーの位置と予想進路(図版:マカオ地球物理気象局)

10月20日午前10時(現地時間)時点の台風22号ハイマーの位置と予想進路(図版:マカオ地球物理気象局)

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