春節迎えたマカオ、長さ238mの巨大金龍が世界遺産の街並みを巡る

1月28日、旧暦で丁酉(ひのととり)年の元旦(春節)を迎えたマカオの街は、天候にも恵まれ、新年独特の華やかなムードに包まれている。

長さ238メートルの巨大金龍や勇壮かつ華麗なライオンダンス、十二支をモチーフにしたキャラクターが聖ポール天主堂跡、セナド広場といったユネスコ世界文化遺産リストに登録されている主要観光名所を巡り、新年の祝賀ムードに彩りを添えた。

春節シーズン中、各所で官民による各種祝賀イベントが開催予定となっており、主に中国本土や香港から多くの観光客がマカオを訪れる見込み。マカオ治安警察局が1月26日に発表した予測によれば、春節シーズン中の訪マカオ旅客数が前年の同じ時期から2〜3%増になるとのこと。

マカオ旧市街地の世界遺産・セナド広場を巡る巨大金龍=2017年1月28日(写真:GCS)

マカオ旧市街地の世界遺産・セナド広場を巡る巨大金龍=2017年1月28日(写真:GCS)

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