マカオの1〜4月累計カジノ税収約4174億円 対前年11.5%増=歳入の83.3%占める

このほどマカオ政府財政局が公表した最新の財政収支データによれば、今年(2017年)1〜4月累計の歳入は前年の同じ時期から11.0%増の359億0220万パタカ(日本円換算:約5008億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は39.5%だった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は11.5%増の299億2070万パタカ(約4174億円)で、予算執行率は41.6%。歳入に占めるゲーミング税の割合は83.3%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れとなったが、同年8月から今年4月まで9ヶ月連続で対前年プラスを維持している。

一方、歳出は4.7%減の168億2370万パタカ(約2347億円)で、予算執行率は19.7%にとどまった。

財政収支は28.8%増の190億7840万パタカ(約2661億円)で、予算執行率は342.7%に達している。

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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