マカオの7月カジノ売上29.2%増の229.64億パタカ(約3145億円)…今年最大の上昇幅=12ヶ月連続対前年プラスに

マカオ政府博彩監察協調局は8月1日、今年(2017年)7月のマカオの月次カジノ売上について、前年同月から29.2%、前月から14.9%のそれぞれ増となる229.64億パタカ(日本円換算:約3145億円)だったとする最新統計を公表した。

今年7月の対前年の上昇幅は今年に入って最大、金額ベースでは年間最大の書き入れ時となる旧正月ホリデーのある2月に次ぐ規模。

マカオの月次カジノ売上は2014年6月から2016年7月まで26ヶ月連続で前年割れだったが、同年8月から今年7月まで12ヶ月連続で対前年プラスを維持。また、今年に入って以降、1月と6月を除き、200億パタカ台の大台を突破している。

今年1〜7月の累計カジノ売上は1493.40億パタカ(約2兆0451億円)で、前年同期比18.9%増。プラス幅は前月から1.7ポイント拡大した。

なお、昨年通期のカジノ売上は前年比3.3%減の2232.10億パタカ(約3兆0570億円)で3年連続で前年割れとなったが、マカオ政府の年度予算目標として設定した2000億パタカ(約2兆7391億円)は11月を終えた時点で達成した。

【資料】2017年のマカオの月次カジノ売上の推移(カッコ内は前年比)
・1月:192.55億パタカ=約2637億円(3.1%増)
・2月:229.91億パタカ=約3149億円(17.8%増)
・3月:212.32億パタカ=約2908億円(18.1%増)
・4月:201.62億パタカ=約2762億円(16.3%増)
・5月:227.42億パタカ=約3115億円(23.7%増)
・6月:199.94億パタカ=約2739億円(25.9%増)
・7月:229.64億パタカ=約3145億円(29.2%増)
>1〜7月累計:1493.40億パタカ=約2兆0451億円(18.9%増)

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

カジノのイメージ(資料)—本紙撮影

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