マカオ治安警察局は10月18日、コタイ地区のカジノ施設内にあるレストランのトイレ個室内にあった忘れ物のスマートフォン1台を持ち去ったとして、台湾出身の30代の女を逮捕したと発表した。

事件が発生したのは同月16日夜。マカオの女性がトイレ個室内にスマートフォンを置き忘れたことに気づき、およそ3分後に自身の番号に電話をかけたところ、すでに電源オフの状態となっていたことから、何者かに持ち去られたと考え、警察に通報したとのこと。

警察が監視カメラの映像などから、被疑者の身元を特定。翌17日午前10時頃、被疑者の宿泊先ホテルのロビーで身柄を拘束に成功。また、被疑者が宿泊していた客室内から当該スマートフォンを発見した。被疑者は警察の調べに対し、チェックアウトの際にホテルスタッフに手渡そうと思っていたなどと供述しているとのこと。警察では、女を拾得物不法占有の罪で送検する方針。

警察が公開した証拠品（写真：マカオ治安警察局）