マカオ経済財政長官、2018年のカジノ売上「安定して推移」との見通し示す

マカオ政府経済財政庁のライオネル・リョン(梁維特)長官は1月19日に地元メディアの囲み取材に応じた際、今年(2018年)のマカオのカジノ売上について、安定して推移するとの見通しを示した。

カジノ売上は変動性が大きく、外的要因の影響を受けやすいものだが、マカオのカジノ業の主要な顧客ソースである地域の経済発展に対して楽観視しており、グローバル規模の経済状況に大きな変化がなければ、2018年についても安定的に推移するだろうとコメント。また、カジノ業界をより良くするための規制や国際・地域競争力向上策にも取り組むとした。

昨年(2017年)通期のマカオのカジノ売上は前年から19.1%増の2657.43億パタカ(約3兆6500億円)で、4年ぶりに対前年プラスとなった。

囲み取材に応じるマカオ政府経済財政庁のライオネル・リョン長官=2018年1月19日(写真:GCS)

囲み取材に応じるマカオ政府経済財政庁のライオネル・リョン長官=2018年1月19日(写真:GCS)

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