セガサミークリエイションの新型カジノマシンがMGMコタイで稼働…2月13日開業の大型IR

セガサミーグループのカジノ機器メーカー、セガサミークリエイションは2月27日、同社製新型電子カジノマシン「SICBO BONUS JACKPOT MAXIMUM FORTUNE」がマカオ・コタイ地区に今年(2018年)2月13日にオープンしたばかりの大型IR(統合型リゾート)「MGMコタイ」のカジノフロアで稼働を開始したと発表した。

同機は、マカオで最も人気の高いがカジノゲームのひとつで、3つのダイスの出目の合計数や大または小等を予想し、出目の配当率に応じて払い出しされるゲーム「大小(SIC BO)のETG(エレクトロニック・テーブル・ゲーム)。全長4メートルを越えるビックスケールの筐体、業界初の浮遊するダイス演出、黄金に輝く大迫力の龍の配置により、カジノフロアの中でも一際目立つ存在となる。また、ユーザーエクスペリエンス向上策として、初期モデルからサイドゲームを一新。オッズアップや、サイドベットゲーム(ジャックポット)「MAXIMUM FORTUNE SIDE BET」等の機能が追加された。

設置先となるMGMコタイはマカオのカジノ運営ライセンスを保有する6陣営の一角、MGMチャイナホールディングスが運営する大型IR施設で、1400室にも及ぶ宿泊スペース、コンベンション施設、カジノ、多目的シアター、スパ、ショッピングエリア、レストラン等を併設。宝石箱をイメージした特徴的な外観がコタイ地区の新たなアイコンとして注目を集めている。

セガサミークリエイション社製のカジノマシンは2015年以降マカオの複数の大型IRのカジノフロアで稼働しており、設置先が拡大する中、市場における同社及び同社製品の知名度や存在感も高まっている。

「SICBO BONUS JACKPOT MAXIMUM FORTUNE」の筐体イメージ (c) SEGA SAMMY CREATION INC.

「SICBO BONUS JACKPOT MAXIMUM FORTUNE」の筐体イメージ (c) SEGA SAMMY CREATION INC.

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオで複数のカジノIR(統合型リゾート)を運営するサンズチャイナ社は4月18日、今年(2024…
  2.  マカオ政府衛生局(SSM)は4月17日夜、マカオで今年(2024年)4人目となる在郷軍人病(退役…
  3.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  4.  このほどマカオのゲーミング規制当局(博彩監察協調局=DICJ)が公表した今年第1四半期(2024…
  5.  このほどマカオ政府財政局(DSF)が公表した最新統計によれば、今年(2024年)3月の住宅売買・…

ピックアップ記事

  1.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  2.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  3.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun