マカオ税関、中国本土から未検疫食材密輸図った男を検挙

マカオ税関(澳門海關)は6月15日、同月13日に中国本土とマカオの陸路の玄関口にあたる關閘イミグレーション施設において、電動車椅子を使い未検疫食材の密輸を図ったマカオ人の男を対外貿易法違反で検挙したと発表。

税関によれば、税関検査場を通過する際に男が不審に見えたため、検査官が電動車椅子の後方に繋がれたキャリバックの中身を確認したところ、およそ17.5キログラムの食肉類が見つかり、いずれも輸入に必要な申告及び検疫を受けていないことが確認された。

男は2015年以降、複数回にわたって未検疫食材や規定量以上の免税たばこの持ち込みで検挙歴がある人物とのこと。

税関では、来歴不明の食材の流入を防ぐため、今後も取り締まりを強化して臨む姿勢を持続するとしている。

マカオ税関が關閘イミグレーション施設の税関検査場で発見した無申告、無検疫の食肉類(写真:澳門海關)

マカオ税関が關閘イミグレーション施設の税関検査場で発見した無申告、無検疫の食肉類(写真:澳門海關)

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