マカオ外港フェリーターミナルに授乳室開設…制限エリアの内外に1箇所ずつ

マカオ政府海事・水務局(DSAMA)は8月1日、同局が管轄する外港フェリーターミナルに授乳室を開設したと発表した。

設置場所はの制限エリア内外に1箇所ずつの計2箇所。制限エリア外が1階ツーリストインフォメーション付近、制限エリア内が2階の5番ゲートの待合室付近。室内には授乳、さく乳、オムツ替えに必要な設備が整っているという。

授乳室を利用できるのは、母乳による授乳を行う女性と乳児に限られ、使用にあたっては授乳室近くにいる警備スタッフまたはツーリストサービススーパーバイザーに声がけし、簡単な登録手続きをする必要があるとのこと。授乳室の利用可能時間は毎日午前9時から午後9時まで。

マカオ政府は母乳による育児を推進する方針を打ち出しており、公共施設内への授乳室の設置拡充を進めている。

マカオ外港フェリーターミナルに設置された授乳室内部の様子(写真:DSAMA)

マカオ外港フェリーターミナルに設置された授乳室内部の様子(写真:DSAMA)

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