香港ジョッキークラブの2017〜18シーズン納税額、対前年4.2%増の約3192億円…競馬とサッカーくじのベット金額が過去最高

香港で競馬、サッカーくじ、マークシックスを運営する香港ジョッキークラブは8月30日、2017〜18年シーズン(2017年7月1日〜2018年6月30日)のベット金額が前シーズンから8.1%増の2340億香港ドル(日本円換算:約3兆3048億円)だったと発表した。

また、香港特別行政区政府への納税額(ゲーミング税及び利得税)は4.2%増の226億香港ドル(約3192億円)、ロッタリーファンドへの充当金が12億香港ドル(約169億円)、承認済み経常性事前寄付金が過去最高となる42億香港ドル(約593億円)に達したとのこと。

内訳は、競馬のベット金額が6.0%増で過去最高の1228億香港ドル(約1兆7344億円)、納税額が0.1%減の129.3億香港ドル(約1826億円)、サッカーくじのベット金額も11.2%増で過去最高の1031億香港ドル(約1兆4561億円)、納税額が13.2%増の70.6億香港ドル(約997億円)、マークシックスのベット金額が1.2%増の81億ドル(約1144億円)、納税額が1.2%増の20.2億ドル(約285億円)。サッカーくじのベット金額が大きく伸びた要因として、シーズン内に開催されたロシアW杯の影響を挙げている。

香港島の市街地にあるハッピーバレー競馬場(資料)—本紙撮影

香港島の市街地にあるハッピーバレー競馬場(資料)—本紙撮影

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府統計調査局は4月19日、今年(2024年)2月の飲食業と小売業に関する景気調査結果を公…
  2.  4月19日付のマカオ特別政府区公報に「不動産需要管理に関する税制措置の撤廃」法が掲載され、翌日(…
  3.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  4.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…
  5.  マカオは長く本格的な鉄道が存在しなかったが、2019年12月に新交通システム「マカオLRT」タイ…

ピックアップ記事

  1.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…
  4.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  5.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…

注目記事

  1.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
  2.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  3.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  4.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  5.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun