浙江長龍航空が西安とマカオ結ぶ直行定期便就航…週3往復

中国・浙江省の杭州を拠点とする浙江長龍航空(IATAコード:GJ)が11月22日、陝西省の西安咸陽国際空港とマカオ国際空港を結ぶ直行定期便を就航。運航日は火、木、日曜の週3往復。

マカオ国際空港運営会社にあたるCAMが26日に公表したプレスリリースによれば、22日に西安咸陽国際空港で記念セレモニーが開催されたほか、マカオ国際空港の最初の到着、出発便の搭乗客に記念品を贈呈したとのこと。

今回の新規就航により、マカオ国際空港の就航都市ネットワークは47都市に拡大。このうち中国本土の都市は23都市。

マカオ国際空港はタイパ島の北東部にあり、ポルトガル統治時代の1995年に開港した。現在は東北及び東南アジアとの短距離路線が主で、LCCの誘致に積極的なことでも知られる。近年、旅客数は右肩上がりの増加が続いている状況で、昨年の年間旅客数は対前年8%増、開港以来最多となる延べ716万人に達した。CAMでは、今年に入って以降も好調を持続していることから、通期で800万人を上回ると見込んでいる。日本との間の定期便については、マカオ航空(NX)が東京(成田)と大阪(関西)にそれぞれ1日1往復、福岡に週3往復就航しており、いずれも全日空とのコードシェア便となっている。

西安咸陽国際空港で開催された記念式典=2018年11月22日(写真:CAM)

西安咸陽国際空港で開催された記念式典=2018年11月22日(写真:CAM)

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