マカオ返還記念日、中国復帰19周年

きょう(12月20日)、1999年12月20日にマカオがポルトガルから中国に返還され、一国二制度の下、マカオ特別行政区が発足してから19周年の記念日を迎えた。

マカオ特別行政区政府は同日午前、金蓮花広場で国旗・区旗掲揚式、マカオタワーでレセプションを開催。午後9時からマカオタワー前の海上で花火大会といった祝賀イベントの数々が予定されている。

マカオ特別行政区の崔世安(フェルナンド・チュイ)行政長官はレセプションでスピーチを行った際、より一層(カジノ産業に過度な依存をしない)経済多元化に力を入れて取り組む考えを示した。

現在、マカオとともに中国の特別行政区となっている香港が英国から中国に返還されたのは、マカオからおよそ2年半前の1997年7月1日のこと。来年は返還22周年を迎える。

マカオ返還19周年記念日の午前に開催された国旗・区旗掲揚式=2018年12月20日、金蓮花広場(写真:GCS)

マカオ返還19周年記念日の午前に開催された国旗・区旗掲揚式=2018年12月20日、金蓮花広場(写真:GCS)


マカオ返還19周年記念レセプションの乾杯セレモニー。中央がマカオ特別行政区の崔世安(フェルナンド・チュイ)行政長官=2018年12月20日、マカオタワー(写真:GCS)

マカオ返還19周年記念レセプションの乾杯セレモニー。中央がマカオ特別行政区の崔世安(フェルナンド・チュイ)行政長官=2018年12月20日、マカオタワー(写真:GCS)

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