マカオ、年間の飲酒運転検挙数約130件…警察が飲食店街で啓蒙活動実施

マカオ治安警察局は外食の機会が増える年末年始の12月28日と29日の2日間、飲食店が建ち並ぶマカオ半島の皇朝エリアとタイパ島のタイパヴィレッジ周辺で食事中の客らに飲酒運転防止キャンペーンを実施した。

同局によれば、今年(2018年)累計の飲酒運転検挙数は129件に上ったとのこと。飲酒運転は事故を起こしやすく危険極まりない行為であるとし、市民及びインバウンド旅客らに注意を促した。なお、マカオにおける飲酒運転の最高量刑は禁錮1年及び運転禁止3年となっている。

同局では、マカオ各所において啓蒙活動と取り締まりを同時に強化して臨み、道路交通の安全確保に継続して取り組んでいくとした。

マカオの面積は約30平方キロ、人口約66万人。年間インバウンド旅客数は2017年実績で約3250万人となっている。

飲酒運転防止キャンペーンの一環でアルコール検知器を体験するレストラン客(写真:マカオ治安警察局)

飲酒運転防止キャンペーンの一環でアルコール検知器を体験するレストラン客(写真:マカオ治安警察局)

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