マカオ警察、バス車内におけるスリ犯罪増で対策強化

マカオ治安警察局は1月16日、地域コミュニティ連合団体及び不動産管理専門技術者協会の代表者らと冬の防犯対策に関するミーティングを開催。

ミーティングにおいて、治安警察局の黃子暉局長代理から昨年(2018年)のマカオにおける犯罪認知件数は対前年7.9%減の9972件で、厳重事案発生率は低い状態を維持しているほか、商業ビル及び住宅の空き巣事案についても1割減の272件だったが、バス車内におけるスリ事案は5割増の133件、詐欺事案は17%増の338件に上ったとの統計データが紹介された。

治安警察局では、スリ及び詐欺が増えている状況を踏まえ、対策を強化して臨んでいるとのこと。目下、旧正月前後の警戒取り締まりを展開しており、警察官を増派し、市内の巡回パトロールを強化しているとした。

マカオ治安警察局と地域コミュニティ連合団体及び不動産管理専門技術者協会代表者らによる冬の防犯対策に関するミーティングの様子=2019年1月16日(写真:マカオ治安警察局)

マカオ治安警察局と地域コミュニティ連合団体及び不動産管理専門技術者協会代表者らによる冬の防犯対策に関するミーティングの様子=2019年1月16日(写真:マカオ治安警察局)

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