マカオ、春節GW2日目にあたる2月5日のインバウンド旅客数約14.1万人…対前年31.6%増=2日間累計も27.7%増の22.6万人

今年の春節(旧正月)は2月5日となっており、旧暦の大晦日にあたる4日から春節ゴールデンウィークがスタートした。

マカオ政府旅遊局(MGTO)は6日、治安警察局提供データをもとに春節の元日となる5日のインバウンド旅客数を公表。全体では前年同期から31.6%増の14万1306人、中国本土旅客に限ると30.5%増の9万3881人に上った。

4日、5日の2日間累計でみると、全体では前年同期から27.7%増の22万6105人、中国本土旅客に限ると31.4%増の14万6983人。

入境ルート別では、昨年10月に開通したばかりの港珠澳大橋のマカオ側イミグレーション経由が2日間累計で3万8992人となり、海路ルートの主な玄関口となる外港フェリーターミナルの3万4745人を上回った。5日は港珠澳大橋マカオ側イミグレーションからマカオ市街地へ向かう公共路線バス乗り場が混雑し、バス会社が急遽増便を決めるなど、対応に追われた。

MGTOでは、春節GW7日間(2月4〜10日)のインバウンド旅客総数について、前年同時期から9〜10%増の100万人超に達すると予測している。

マカオ半島の歴史市街地区で開催された春節イベントは多くの人出で賑わった=2019年2月5日(写真:GCS)

マカオ半島の歴史市街地区で開催された春節イベントは多くの人出で賑わった=2019年2月5日(写真:GCS)

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