マカオ特別行政区行政法務長官事務所は2月17日、マカオ特別行政区の技術的交渉代表団一行が同月11日から17日までポルトガル・リスボンを訪問し、ポルトガル司法府司法政策総署の代表と「犯罪人引渡し協定」及び「刑事司法援助協定」に関する第一回協議を行ったと発表。

マカオ代表団の現地滞在中、双方代表による協定文書の条項ひとつづつを議論し、犯罪人引渡し協定の内容については合意し、署名に至ったが、刑事司法援助協定については、議論を継続することになったとのこと。双方は今後、刑事司法領域における協力に関して、コミュニケーション強化することで一致したとした。

マカオとポルトガルの間で犯罪人引渡し協定の内容が合意に達した（写真：マカオ特別行政区行政法務長官事務所）