マカオ政府文化局管轄下のミュージアム3館、春節GW期間中の入館人数が15%増…過去最多更新

マカオ政府文化局(ICM)は2月21日、同局が管轄する3つのミュージアム(マカオ返還寄贈品博物館、マカオ芸術博物館、マカオ博物館)の春節ゴールデンウィーク6日間(2月5〜10日)の入館者数が前年の同じ時期から15%増、過去最多を更新する延べ8万2000人超に達したと発表。

マカオ芸術博物館が約5割増の延べ1万0922人、マカオ返還寄贈品博物館が88%増の3万8056人と顕著な伸長。単日では新春3日目にあたる2月7日の入館者数が最も多く、このうちマカオ博物館が延べ9498人に上ったとのこと。

ICMでは、インバウンド旅客及び市民の間でミュージアムに対する興味関心が高まっていることを示す結果とし、ミュージアム見学を通じてマカオの文化に対する理解も深まっているとした。

多くの人出で賑わう春節GW期間中のマカオ博物館(写真:ICM)

多くの人出で賑わう春節GW期間中のマカオ博物館(写真:ICM)

関連記事

Print Friendly, PDF & Email

最近の記事

  1.  マカオ政府衛生局は4月19日夜、「人食いバクテリア」と呼ばれる細菌のひとつ、ビブリオ・バルニフィ…
  2.  マカオ政府統計調査局は4月19日、今年(2024年)2月の飲食業と小売業に関する景気調査結果を公…
  3.  4月19日付のマカオ特別政府区公報に「不動産需要管理に関する税制措置の撤廃」法が掲載され、翌日(…
  4.  マカオ・コタイ地区にあるギャラクシーアリーナで「ITTF(国際卓球連盟)男女ワールドカップマカオ…
  5.  マカオではアフターコロナで社会・経済の正常化が進んだ昨年(2023年)から歩行者による禁止場所で…

ピックアップ記事

  1.  マカオ政府旅遊局(MGTO)が国際旅客誘致策の一環として今年(2024年)1月1日から実施してい…
  2.  豪華絢爛な大型IR(統合型リゾート)を中心としたカジノが目立つマカオだが、実は競馬、サッカー及び…
  3.  マカオ・コタイ地区にある大型IR(統合型リゾート)「スタジオ・シティ(新濠影滙)」運営会社は1月…
  4.  マカオの新交通システム「マカオLRT(澳門輕軌)」タイパ線の媽閣駅延伸部が12月8日に開業。マカ…
  5.  マカオ国際空港を本拠地とするマカオ航空(NX)が福岡便の運航を(2024年)7月12日から再開す…

注目記事

  1.  マカオは面積約30平方キロ、人口約68万人の小さな街だが、コロナ前には年間4000万人近いインバ…
  2.  日本の三菱重工業は2月29日、マカオ政府公共建設局(DSOP)から、マカオLRT(Light R…
  3.  去る12月23日夜、日本の歌手・近藤真彦さんがマカオ・コタイ地区にある統合型リゾート「MGMコタ…
  4.  香港国際空港の制限エリア内にある「スカイピア」と港珠澳大橋マカオ側イミグレーション施設との間を港…
  5.  日本政府は8月22日、早ければ同月24日にも東京電力福島第一原発におけるALPS処理水(以下、処…
香港でのビジネス進出や会社運営をサポート

月刊マカオ新聞

2024年4月号
(vol.130)

マカオに取材拠点を置くマカオ初、唯一の月刊日本語新聞「マカオ新聞」。ビジネスと観光、生活に役立つ現地マカオ発の最新トピックを月刊でお届けいたします。記事紹介及び閲覧はこちらへ。

ページ上部へ戻る
マカオ新聞|The Macau Shimbun