マカオで5ヶ月間にわたる大規模視覚芸術祭「アートマカオ」初開催…街全体が美術館に=日本パビリオンも出展

マカオでは今年(2019年)6月から10月にかけて「アートマカオ」と題した大規模視覚芸術祭が初開催される。

5月28日、概要発表記者会見が開かれた。アートマカオはマカオ政府文化局(ICM)と旅遊局が主催し、カジノIR(統合型リゾート)運営事業者6社が協賛、参加するとのこと。コンセプトは「街全体が美術館」。マカオ各所に点在する44の会場で、マカオ政府、マカオのカジノIR運営企業、世界各国の在香港領事館によるエキジビション、アートセミナー、ワークショップなど40のプログラムがラインナップ。そのほとんどが無料で見学、参加できるという。

在香港日本国総領事館も日本パビリオンを出展する。6月18日から9月22日まで、マカオ半島の塔石広場に面した「塔石ギャラリー」で凸版印刷(香港)の協力による革新的な印刷技術を使った日本文化に関するポスター展のほか、日本の地方自治体やアートギャラリー、個人の協力によるポップアップイベントを開催予定とのこと。

アートマカオのプログラム詳細は公式ウェブサイト(http://www.artmacao.mo)で確認することができる。

「アートマカオ」概要発表記者会見=2019年5月28日(写真:ICM)

「アートマカオ」概要発表記者会見=2019年5月28日(写真:ICM)

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