マカオの19年1〜5月累計カジノ税収1.8%増の約6492億円…歳入の9割超占める=年度進捗率は49.2%

マカオ政府財政局がきょう(6月19日)公表した最新の財政収支データによれば、今年(2019年)1〜5月累計の歳入は前年の同じ時期から2.6%増の532億4055.5万マカオパタカ(日本円換算:約7146億円)で、年度(1〜12月)予算執行率は46.3%となった。

このうち、ゲーミング(カジノ)税収は1.8%増の483億6298.8万マカオパタカ(約6492億円)で、年度予算執行率は49.2%。歳入に占めるゲーミング税の割合は90.8%。

マカオにおけるゲーミング税の税率は、カジノの場合で売上のおよそ40%に設定されている。

歳出は8.3%減の234億4766.5万マカオパタカ(約3147億円)で、年度予算執行率は23.6%にとどまった。投資計画分が対前年で大幅減となったためで、経常性費用に限ると7.5%増。

財政収支は319億2778.6万マカオパタカ(約4286億円)の黒字で、前年同期から12.5%増、年度予算執行率は早くも176.8%に達している。

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

大型カジノIR(統合型リゾート)が建ち並ぶマカオ・コタイ地区の風景(資料)=2018年2月ー本紙撮影

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