マカオ金融管理局、政策金利を2.25%に引き下げ…8月以来となる今年2度目の利下げ

 マカオ金融管理局は9月19日、政策金利に当たる基準金利を25ベーシスポイント引き下げ、2.25%としたことを発表した。利下げは今年8月1日以来、今年に入って以降で2度目。2.25%は直近では2018年6月14日から同年9月26日までと同水準。

 今回の利下げは米国連邦準備理事会(FRB)が米国時間9月18日(マカオ時間19日)に利下げを決めたことを受けてのもの。香港ドルは米ドルとベッグ制(固定相場制)を採用しており、香港金融管理局が香港時間の19日午前に基準金利を25ベーシスポイント引き下げることを発表。マカオ金融管理局では、マカオパタカは香港ドルとのペッグ制を採用していることから、両地の政策金利が一致することが必須であるとして、香港に追随したと説明している。

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

マカオ金融管理局ビル(資料)―本紙撮影

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