広東省・香港・マカオの税関当局が今年3回目の商標権侵害に対する合同取り締まり実施…マカオでは3件摘発

 澳門海關(マカオ税関)は10月31日、同月14日から27日にかけて、広東省及び香港の税関当局とともに今年(2019年)3回目となる知的財産権保護のための合同取り締まりを展開したと発表。

 期間中、マカオ税関では3件の商標権侵害事案を摘発し、商品(宝飾品、腕時計、化粧品)計97点を押収。マカオ税関では、商標権を侵害した商品の流入と販売を阻止するため、市内の店舗に対する巡回と同時に、各イミグレーション施設における税関検査を強化して臨んだとのこと。今回、摘発した3件のうち、1件が市内の質店、2件がイミグレーション施設における手荷物検査で見つかったものとした。

 マカオ税関では、今後も三地の税関当局が情報交流と合同取り締まりを継続実施するとしている。

マカオ税関が今年第3回三地合同取り締まり期間中に摘発した3件の商標権侵害事案で押収した商品(写真:澳門海關)

マカオ税関が今年第3回三地合同取り締まり期間中に摘発した3件の商標権侵害事案で押収した商品(写真:澳門海關)

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